BLUEMORIS（ブルーモリス）スキーとは
青森で生まれた、国産スキーブランド。
自然との調和・融合をコンセプトにハンドメイドで職人気質のスキーを作り続けています。
またBLP（BLUE LAB PROJECT）では自由な発送で非常に野心的で楽しいスキーを送り出しています。
そんなBLUEMORIS（ブルーモリス）の2020-2021モデルスキーの最新試乗レポートをお送りします。
試乗日時、会場など
試乗日時 ：2020年3月14日
試乗会場 ：八方尾根スキー場
提供 ：ブルーモリス
当日のゲレンデ状況
試乗当日は雪が降っており、新雪はあったのですが、ガスがひどく視界がほとんどない状態。
そのため、新雪バーンも圧雪バーンも、気持ちよくカッ飛ばすとはいかない状況。
しかしそれだけに、足元の感覚に非常に敏感にならざるを得なかったことが、結果としてスキーの特性をよく感じられたと思います。
試乗者について
B-POTION 172cm 104-70-100 R18.6
昨シーズンの試乗会で、その性能の高さに驚いた伏兵（と言っては失礼ですがｗ）
コブ系オールラウンドのスキーですが、整地や少し荒れたバーンも苦にしない強さがある。
バリバリのカービングはムリですが、それなりに切って滑ることも可能。
やはり特筆すべきは、コブでの異常な扱いやすさ。
カチンカチンの固いコブでも、ズラすときはしっかり雪面をグリップしながらズレてくれるので安心感があるし、取り回しも非常にしやすい。つまりコブで回しやすい。
コブに悩む人には冗談抜きでオススメ！
もちろん上手い人ならガンガン縦に攻められると思う。
S-POTION TYPE-4.0 165cm 121-67-105 R12.5
POTIONシリーズの基礎小回りモデル。
乗ってる感じはけっこうしっとりしてて良いのですが、なかなか張りの強い板らしく、トップが内側に入ってこない。大回りでも小回りでも。
他サイトさんではけっこう評価が高かった板ですが、個人的にはあまりしっくり来ず。
技術と体格の問題があるのかも知れませんが（笑）
あと、自分のスキーでも滑りやすくはない雪だったので、繊細なレスポンスのスキーにはちょっと酷なシチュエーションだったかも。
阿吽 176cm 154-114-142 R15.9
ブルーモリスの革新スキーライン「BLP」のたぶんベンチマークと言えるモデル。
これが気に入るかどうかで、このラインのスキーが合うか決まりそう。
乗った感じは普通に高品質のセミファットという感じ。
荒れたバーンでの走破性は相当に高く、下にコブがあっても滑らかにいなすように滑ることが可能。
柔らかい雪ならカービング的にも滑れます。
この日に圧雪されてた兎新コースのカリカリバーンでカービングしたら、さすがに落とされましたが（笑）
2020-2021シーズンは文字が「白馬」のバージョンも出るらしいので、白馬フリークは要チェックかも！？
RAPTOR 171cm 165-125-150 R18.6
前に一度このスキーの製作者の方とYouTubeでコラボさせて貰った時に試乗したスキーです。
BLPシリーズの醍醐味とも言える攻めたデザインが光るスキー。
170cmでセンター121mmというスペックで、やたら板が短く感じる（笑）
しかし乗ってみると不安感はまったく無く、走破性の高さと取り回しの良さが気持ち良い板。
パウダーで乗りやすいのはもちろん、意外だったのはコブでも回しやすい。しかもカチカチのコブで（笑）
個人的にはフォルクルのREVOLT121に匹敵する、遊べる板だと思う。
BLPの板では間違いなくイチオシ！
REPURIM 160cm 155-108-130 R12.9
BLPでもっとも軽い板という触れ込みだったと思います。
その通りとても操作感が軽快で、クルクル振り回せる感じが楽しい板。
ただ僕にはRAPTORの方が、取り回しと強さを両方兼ね備えているぶん、上かなという感じですね。
女性や脚力があまり無い方で、扱いやすいファットスキーを探している方には良いじゃないでしょうか。
まとめ：2020-2021ブルーモリスのオススメしたいスキー！
最後に今回のブルーモリススキーの、個人的オススメ板を発表！
試乗する機会があったら、ぜひ試してみてください！＾＾
B-POTION 172cm 104-70-100 R18.6
コブ系オールラウンドスキーとして非常に高い完成度を誇るスキー。
コブ練習中のスキーヤーはぜひ試してほしい！
RAPTOR 171cm 165-125-150 R18.6
見た目だけでなく性能も攻めている”猛禽”
食わず嫌いせず試せばその楽しさに気づくはず！
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