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【ピスラボとは?】夏スキー・スノーボードとして最適です【体験談あり】

ピスラボとはどんな感じ?
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ピスラボって最近よく聞くけど、どんな感じなの?

スキー・スノーボードのオフトレとしての効果は?

どんなゲレンデがあるの?

道具は何を使えばいいの?

今回はそんな疑問にお答えします。

近年、サマーゲレンデとして注目を集めているモノの1つがPIS-LAB(ピスラボ)ですね。

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これに1シーズン、20日滑ったことのある僕がその魅力を解説いたします
Contents
  1. PIS-LAB(ピスラボ)とは?
  2. ピスラボのメリット
  3. ピスラボのトレーニング効果(メリット)
  4. ピスラボのデメリット(転倒・エッジ)
  5. ピスラボの服装おすすめ
  6. ピスラボで滑る時に使いたい道具
  7. 代表的なピスラボのゲレンデ紹介
  8. ウイングヒルズ白鳥リゾート(ピスラボ)
  9. かぐらスキー場(みつまたゲレンデ)(ピスラボ)
  10. 野沢温泉スキー場(日影ゲレンデ)(ピスラボ)
  11. まとめ:ピスラボはオフトレとしてはかなりオススメ!

PIS-LAB(ピスラボ)とは?

アルペン(ジャパーナ)グループが展開する最先端のスノーマットで「従来のスノーマットより雪に限りなく近い滑走感覚」をウリにしています。

最初にウィングヒルズ白鳥スキー場に設置され、好評を得て、夏営業を目指すスキー場にどんどん取り入れられています。

ピスラボはスキー・スノーボードのオフトレに役立つか?

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結論から言うと、かなりオフトレには役立つと思います。

ピスラボのメリット

ピスラボスノーマットの滑走性が高い

ピスラボは、従来のスノーマットに比べてかなり固めです。
そのため、条件が揃うと、かなりスピードを出して滑ることが出来ます。

アイスバーンの練習になる

ピスラボの滑走感は、アイスバーンの感覚にかなり近いんですよ。

しっかりいいポジションに乗る、というアイスバーンの練習がしっかり出来るので、かなり滑りが鍛えられます。

道具が冬のスキー・スノーボードと同じものが使える

ピスラボでは、道具は雪上でのスキー・スノーボードで使っているものがそのまま使えます。
ブーツ、ストック等はもちろんですが、板も雪用のものがそのまま使用可。

新たに専用の道具を買わなくとも出来るのは、大きなメリットですよね。

ズラすのとカービングと、両方の練習が出来る

冬のスキー・スノーボードと同じ道具を使うことで、ズラして滑れることもメリットです。

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これは初めてスノーマットで滑る人にとってはありがたいですよね。
やっぱり最初はかな~り怖いですからね😅(笑)

もちろん上手くなったらカービングで滑れますが、まず最初はズラして滑ってマットに慣れて、徐々にスピードを出していってカービングに。
って感じで自然に慣れていくことが出来ます。

ピスラボは設置ゲレンデが多く、比較的距離が長い

ピスラボの先駆けになったウィングヒルズは、サマーゲレンデの長さが1,000mあります。
夏にスキー場でこれだけの長さを滑れるのは、やっぱり魅力ですよね。

その他にもピスラボゲレンデは増えてきており、長さもだいたい500~1,000はあるので、ゲレンデの選択肢が豊富です。

ピスラボ専用の板がある

これは2番めに挙げた要素とすこし矛盾するんですが、ピスラボ専用の板ってのがあります。

ソールにステンレスが使われていて、スノーマットでの滑走性が良く、またマットの削りカスがソールに付かないようになっているんですよ。

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この専用の板を使うことによって、最大のトレーニング効果を引き出すことが出来ます😄👍
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ピスラボのトレーニング効果(メリット)

ピスラボはポジションが鍛えられる

これはピスラボを体験すると誰もが感じると思いますが、確実にポジションが良くなります。

というか、ポジションが良くないと滑れないのです、ピスラボは。
少しでも内脚に乗り過ぎたり、切り替えの重心移動が甘かったりすると、いとも簡単にすっ転びます(笑)

ピスラボを体験すると、いかに雪っていうものが滑り易いのか、それに頼っているかを実感、痛感します(笑)
何しろ滑走感覚は基本アイスバーンなので。

で、長さがだいたい500~1,000メートルあるんですよ。アイスバーンが1,000メートルです、斜度が緩いとしても。

そりゃあ鍛えられる、って感じでしょう?(笑)

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1本毎にポジションが鍛えられているのを感じますし、上手く乗れてないな~って感じる時はポジションが悪くなってるのが、すぐ分かります。

ピスラボはカービングの動きがスローで出来る

ピスラボは慣れてくればそれなりにスピードは出ますが、やはり雪とは全然スピードが違います。
なので、滑走感覚は通常の雪上での滑りを、スローモーションでやってるような感覚になります。

これがけっこう良いんですねぇ。
何しろ「カービングで滑ってもスローになる」んですから。

つまり普段やってるカービングの動きをスローでじっくり確認できるってことです。

やっぱり雪上でカービングしてるとスピードが早いから、なかなかじっくり動きの矯正って難しいと思うんです。
なのでプルークとかでバリエーショントレーニングしたり、じっくり低速でってやりますよね。

それを普通にカービングで滑りながら出来るってのが大きいです。

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特にターン後半~切り替え~の部分にフォーカスした練習が出来ます。ここを集中して練習したい人多いんじゃあないでしょうか?

1本、1本、集中して滑れる

ピスラボはあきらかに雪上よりも集中して滑れます。

そうならざるを得ないんです。なにせ転んだ時のダメージがハンパないから(笑)
少しでも気を抜いたり、雑な操作をしたり、急な動作をするとすぐにエッジが抜けそうになるので、足裏の感覚がとても鋭敏になります。

これがポジションを良くしてくれる理由なんではないかな、と思っています。

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とにかく、けっこう慣れてきても1本、1本がとても集中して滑れますよ。


そのため、非常にトレーニング効果が高いんだと思います。

【ピスラボの滑走動画】どんな風に滑れるようになる?

ピスラボ練習するとどんな風に滑れるようになるか、サンプル映像です。

このシーズンは2ヶ月でだいたい20日滑ったシーズンで、けっこうスピードを出して滑れるようになっています。

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こんな感じで滑れれば、かなりいいトレーニングになるのは納得じゃあないでしょうか?! 

ピスラボのデメリット(転倒・エッジ)

転ぶと痛い

コケるとけっこう痛いです。
プラスチックとはいえ、細かいギザギザのマットの上に転んだ時のダメージは軽くはないです。
お尻パッド等ある人は用意した方がいいかも。

特に、慣れないときに低速で滑ってて、バタンとコケた時のダメージがデカイです😅
慣れてスピードが出てると、コケた時に転がるので、意外とダメージは小さかったりします(笑)

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何れにせよピスラボでは、まず転ばずに滑ることを最優先にしましょう。

ピスラボは散水のためかなり濡れる

ピスラボでは、コースの至る所にマットの滑走性を上げるために水を撒くスプリンクラーが設置してあります。これがけっこう濡れます😅

1本滑るとビショビショと言っていいくらい濡れますので、基本的には服装は濡れないようにカッパが必須。
または濡れるの前提で濡れにいく、かのどちらかになります(笑)

ピスラボはエッジ角度が重要

ピスラボはマットが固いため、エッジをかなり研いでおく必要がありますが、その消耗も激しいです。

ちなみにエッジの減り方は、以下の条件に左右されます。

・気温によるマットの固さ

・天候(晴れか雨か)

・滑り方(エッジをどれくらい立てて滑ってるか)

気温によるマットの固さ

マットの固さは気温によってかなり変わります。
具体的には、暑いときは柔らかく、涼しいときは固くなります。

ちなみにコレはマットの滑走性にも直結しており、当然ながら固い時の方がスピードが出ます。

天候

これはピスラボにおいてかなり大きな要素で、雨の日は滑走スピードがかなり上がります。
いくら大量のスプリンクラーでも雨には敵わないのです(笑)

滑り方

ズラして滑るより、エッジを立ててカービングで滑る方が、当然エッジの減りは早くなります。
また同じカービングでも、必要最小限のエッジを立ててるのと、過度にエッジを立てすぎなのでは、後者の方がムダにエッジを消耗することになります。

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つまりまとめると、

「涼しい季節の」「雨の日に」「カービングで滑ると」

もっともエッジを消耗するということです。

だから秋の時期に、雨が降っているゲレンデをカービングで滑ると、ホントに3本くらいでエッジがなくなります(笑)

逆に真夏の暑い、晴れの日などは、いくらカービングで滑っても半日くらい持つときもあります。

これくらい条件によって変わるんですよね~

しかし気づいた方もおられると思いますが、このエッジが減りやすい状況は、ピスラボがいちばん楽しく、かつトレーニングになるシチュエーションでもあるんです。

なので、このエッジが減りやすいのは逆にメリットと言い換えることが出来るかも知れません。

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雨の日が気持ち良いってことも、雪上のスキー・スノーボードにはないメリットとも言えますね(笑)

ピスラボの服装おすすめ

ピスラボの各種装備

ピスラボでの装備は基本的に冬のスキー・スノーボードと同じで良いですが、先に挙げたようにころんだ時のダメージが大きいため、万一に備えてしっかりガードを固めるのをオススメします。

具体的には

頭 → ヘルメット

顔 → ゴーグル

手 → グローブ

ヒザ、ヒジ → プロテクター

と言った感じですね。

公式ページでもグローブは必須となっています。
プロテクターは無料で貸し出してくれるゲレンデもあります。

グローブはかなり濡れるので、定番のコレがオススメ!

ピスラボでのウェア

スプリンクラーでの散水がかなり強いので、ウェアは基本的にカッパ、または防水性の高い春ウェア推奨です。

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中にはTシャツの人もいますが(笑)
絶対に転ばない自信があれば、それでもOKかな?

その場合でも必ず長袖にしましょう。

ピスラボで滑る時に使いたい道具

ピスラボはエッジが命!

ピスラボではエッジがとても重要です。
冬のときよりも、エッジ角をキツめにチューンしましょう。
(でないと文字通り歯が立たない)

ゲレンデでもエッジ研磨サービスはやってますが、毎回だと費用がかさむので、できれば自分で研ぐのがオススメです。

とりあえずエッジを磨くだけならコレでも十分。
あると無いでは大違いです。

ピスラボ用ワックス

雨の日に行くなら大丈夫ですが、それ以外、特に夏に行くなら出来るだけ滑走性をあげるためにワックスも活用しましょう。

ちゃんとスノーマット用のワックスが出ています。

硬いピスラボにも対応するハードタイプ。
直接塗って、剥がさずにそのままで良し、なので使いやすい!

 

さらに滑走性を高めたジェルタイプ。
滑りを求めるならコレ!

使い方の詳しい説明はこちら【GALLIUM WAX】

代表的なピスラボのゲレンデ紹介

ピスラボのゲレンデはかなり増えてきていますが、その中でも、コース幅、滑走距離、斜度の各要素が高い、おすすめのゲレンデを厳選してみました。

ウイングヒルズ白鳥リゾート(ピスラボ)

ピスラボの先駆けとなったウィングヒルズ

長さ1,000m、幅30mのサマーゲレンデは世界最大級。
リフトはクワッドで回せるので、効率よく練習出来るのも魅力。

専用板のレンタル、エッジの研磨サービスあり。

ナショナルデモらによるレッスン企画も多数あり。

総合的に国内No.1ピスラボゲレンデです👍

かぐらスキー場(みつまたゲレンデ)(ピスラボ)

ピスラボゲレンデとして、かぐらスキー場のみつまたゲレンデがリニューアルオープン!

長さ1,100m、幅最大50mはウィングヒルズを超えるスケール。
専用板のレンタル、エッジの研磨サービスあり。

リフトはペアで、斜度もウィングヒルズより緩め。
トレーニング効果はややウィングヒルズの方に軍配が上がる感じか。

ここの魅力はピスラボによる人工コブ斜面があること。

スクールの人気講師による夏スキー・コブレッスンもあります。

野沢温泉スキー場(日影ゲレンデ)(ピスラボ)

ピスラボのサマーゲレンデが、野沢温泉スキー場、日影ゲレンデに新設!

全長500m、幅30m。
専用板のレンタル、エッジの研磨サービスあり。

ジップスカイライドやナスキーパークなどのアクティビティも用意されています。

距離は500mと少し短めですが、他のゲレンデと比べて斜度があるのが魅力。
リフトもクワッドなので効率よく回せます。
トレーニング効果はかなり高めだと思います。

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僕も今年は何回か通う予定です😄👍

まとめ:ピスラボはオフトレとしてはかなりオススメ!

スキー・スノーボードのオフトレにはいくつかあると思いますが、雪上の滑りに共通することもあれば違う部分もあり、中には変なクセがついてしまうものもあるかも知れませんが、

ピスラボについてはそうゆうデメリットはない、と僕は感じてます。

冬のスキー・スノーボードと違う部分がなく、やればやっただけ効果は確実にあると思います。

夏に滑走感覚を維持できるだけでなく、ポジションを強制的に矯正してくれるピスラボ。

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慣れるとホントに攻め攻めで滑れて楽しいので、夏の間に滑りを変えたい人は、行かない手はないですよ^^

当HAKUBA-Laboではスキー・スノーボードのビデオ撮影のサービスを行っております。

自分の滑りのチェックに使うも良し。楽しい雪山の思い出を作るも良し。
ぜひお気軽にお申し込みください!