2019-2020シーズンスキー試乗会①
毎年あちこちのゲレンデで開かれるスキー板の試乗会。
来シーズンの板を実際にゲレンデで滑って試せるのは貴重な機会。
高い買い物なので、合うかどうかフィーリングをぜひ試してから決めたいですし、その最適な判断材料となります。
試乗日時、会場など
試乗日時 ：2019年3月2日
試乗会場 ：八方尾根スキー場
提供 ：ICI石井スポーツ
当日のゲレンデ状況
3月上旬ということで、雪質はハイシーズンほどの粉雪とはいかない状態。
天気が良くて下部はすこし雪も緩み気味。
しかし上部は風が寒くバーンはハード。
纏めると上部の硬いバーン、下部の緩んだ雪、といった板のパフォーマンスを総合的に見るにはなかなか面白いシチュエーションでした。
試乗者について
2019-20 スキー 試乗板レビュー①
ATOMIC（アトミック） S9iPro 165cm R12.5
重い。
普段履いている板（フォルクル）が軽いせいか、やっぱりこの板は重い。
重さによるどっしり感、安定感はある。
乗れないことはないがやはり持っても乗っても重い感じ。
ATOMIC（アトミック） S9i 165cm R12.5
うーん。
乗る位置が凄く分かりにくい。
プロから重さはなくなったが、軽快という感じでもなし。
けっこうキョロキョロする感じで乗ってて怖い感じ。
イマイチ良さが分からない。けっこう良く見る人気の板ですけどね～。
VOLKL（フォルクル）RACETIGER SL DEMO
160cm 127-68-103 R11.8
さすがにいつも載ってるブランドなので乗りやすい。
でも何かテールのグリップが弱い。
こんなフラフラする板じゃあないはずだけど？
NORDICA（ノルディカ）DOBERMANN SPITFIRE
162cm 120-72-100 R14.5
エッジグリップに定評のある板。
果たして、ズレにくく、張りがかなり強く感じられる。
しかしその割にはエッジグリップ自体は甘い感じ。
ROSSIGNOL（ロシニュール）DEMO ALPHA PLUS Ti
167cm 129-77-109 R13
今回のお気に入りNo.1☆
非常に上質な乗り心地。
エッジグリップも充分。
コブも行きやすい。
太さから来る悪雪での安定感はもちろんあり、それでいてキレ、走りも十分。
どこでも扱いやすい。非常に好感触。
ROSSIGNOL（ロシニュール） DEMO ALPHA Ti
161cm 122-68-104 R12
ロシニュールの細い方。
これも十分素晴らしいが、太い方があまりに良かったので、ちょっと印象薄し。
2019-20 スキー 試乗板レビュー① まとめ
今回はいわゆる基礎板といわれる細い板を中心に試乗しました。
ラインナップもそうだったし、雪も比較的に良い雪でも試せたので。
ちょっと残念だったのはチューンの状態があんまり良くなかったかな？
全体的にエッジのグリップが悪い感じで、板の性能がホントに発揮できてるかが、薄く感じられました。
もっとチューンが良い状態で試したかったな、というのが正直なところでした(^^;（笑）
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