スキーで一日滑ると、ヒザが痛い。
ヒザ関節の曲げ伸ばしが痛い。
ケガをしたことがあるので、ヒザが気になる
今回はそんなお悩みのある方に、役に立つ記事になっています。
おもにスキーでヒザが痛い人に向けて書いていますが、その他のスポーツをする人や、または仕事でヒザの痛みに悩んでいる人にも、役に立つと思いますので、どうぞ御覧ください。
スキーはヒザが痛くなる?!
スキーはかなりヒザに負担の掛かるスポーツ、1日滑ると、滑ったあとには膝関節が曲げると痛いって方も多いんではないでしょうか?
しかし適切な対処や痛みの予防を行えば、ダメージの蓄積を最小限にするのは可能です。
ケガと3種の膝の痛みのケア
実は僕は3年前にいささか大ケガをしていました。
いわゆる「前十字靭帯断裂」というヤツです。
なかなかやっかいなケガで、手術もしましたし、完全回復まではだいたい3年掛かりました。
僕が行った方法は大きく3つです。
・ヒザのアイシング
・ヒザのサポーター、プロテクター
・ヒザのテーピング
この3つだけ(笑)
シンプルなので誰にでも出来ると思います。
でも単純で、ヒザの痛みにいちばん効果があるのもこの3つかと。
スキーでの膝のアイシング
氷をヒザに当てて冷やし、ヒザ関節の炎症した部分を静めます。
なんだかんだ経験上、痛みを取るのにコレ以上の方法はないです。
1日滑ったあとで、かなりヒザが痛い時も、コレでしっかり冷やせば、翌日はまた元気に滑れました。
間違いないです。
もちろんヒザに氷をあてるのは氷嚢を使います。
ヒザに固定するのが大変と思うかもですが、こんな便利なモノがありました。
非常にヒザに固定するのがやりやすく、氷嚢の容量も十分なので、宿で氷を貰ってコレをズボンの上から巻いて、寝るまで付けっぱなしでいました。
一度付ければ意識することなく普通にしてればいいので楽ちん(笑)
簡単で効果大でした。
スキーでの膝サポーター、プロテクター
これは痛みの予防の方法になります。
まずはコンプレッション型のスポーツタイツ。
この手のタイツは各社が色んな商品を出していますが、やはりサポーター効果はワコールのCW-Xがいちばん定評があるようです。
CW-Xにも種類がたくさんあって困ってしまうんですが、僕が愛用していたのはこれ。
正直スポーツタイツは、それだけでヒザを守るってのはもともとムリだと思っていたので、正直どれを選んでもそんなに大差はないだろうと。
それならこの裏起毛で暖かい、保温タイプがいちばんスキーに適していると思い、コレを使っていました。
そしてサポーター。
ソフト、ミドル、ハードとありますが、中途半端は意味ないと思ったので、ハードを使ってました。
これはタイツだけよりも、明らかに効果が感じられました。
さすがにヒザをガッチリ固めてくれるのでかなり安心感がありましたし、痛みがそれほどでないときにはコレで充分1日滑ることが出来ました。
なので、特にケガをしてない方はこのタイツ+サポーターでも充分だと思います。
ただ僕はなにぶん靭帯断裂の大ケガだったので、次第にダメージが溜まり、これでも痛くなってしまうことが増えて来てました。
そこで絶大な効果を発揮したのが3つめのケアになります。
スキーでの膝のテーピング
これはニセコのスキーガイドに教えて貰った方法です。
でもコレが他の巻き方よりもいちばん効いたので(笑)ご紹介します。
やり方はホントに簡単で、まずこんな風に、スネのあたりから太ももまで、真っすぐに貼ります。
こんな感じで、前後ろ、左右と4方向に貼ります。
そしたら、スネと太ももにテープ巻いて締め上げます。
こんな風に巻いていきます。
これで完了。
この巻き方がすごく効果があったんですよ。
まさに絶大って感じで、サポーターでも痛かったヒザが、このテーピングをすると嘘のようにピタッと痛みが収まっていました。
現在、サポーター等を使っていて、それでもヒザが痛いという方は、騙されたと思って一度試してみるのをオススメします。
なお使っているテープは2種類で、縦に貼るのは伸縮性があるもの。
巻くテープは伸縮性なしのしっかり締められるタイプ。
これらは消耗品になるので、意外と費用が掛かるのが難点ですが 、それでもヒザの痛みを気にせず滑れることは、何者にも変えられませんよね。
実際僕はこのテーピングのおかげでかなり快適に滑れていましたし。
特にアイシングは絶対にやった方が良いです!
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