- ID one(アイディーワン)スキーとは
- Free Ride X 175cm 102-67-95 R18.9
- Free Ride TM 165cm 112-66-100 R13.8
- Free Ride XP 160cm 116-78-106 R15.6
- Free Ride PCL 176cm 126-89-116 R19.9
- Mogul Ride D 166cm 95-63-85 R19.9
- Mogul Ride S 165cm 95-64-85 R20.4
- Mogul Ride G 173cm 95-62-85 R21.1
- Mogul Ride SG 172cm 95-61-85 R20.1
- Slow Ride X7 160cm 106-68-96 R16.0
- まとめ
ID one(アイディーワン)スキーとは
長野オリンピックで上村愛子が履いたことで、一躍その名を知らしめたID one(アイディーワン)スキー。
そのことからモーグルスキーの印象が強いですが、実は色んな種類のラインナップを持つブランドでもあります。
エッジにステンレスを使用したり、非常にシンプルなトップシートのデザインなど、登場した当時はかなり革新性がありました。
オガサカの工場で作られているので、全体的に非常に仕上がりが丁寧なのも特徴です。
試乗日時、会場など
試乗日時 :2020年1月25日
試乗会場 :八方尾根スキー場
提供 :マテリアルスポーツ
当日のゲレンデ状況
週中に雨が降ったため、バーンはどこも固い状態。
特にリーゼンコースはかなり固い状態でしたが、名木山パブリックコースは比較的滑りやすい、エッジの噛み具合も分かりやすい状態だったので、ここをメインに試乗を行いました。
試乗者について
Free Ride X 175cm 102-67-95 R18.9
スペックからも分かるように、普段履いている板からすると、モーグル板のように感じる細さ(笑)
細いながらもエッジグリップは悪くないし、この細さでコブも問題ない。
ただ、ID oneのフリーライドモデルの元祖にしてフラッグシップモデルだったはずだが、今となっては少し設計が古いかな?
最近の80~90mmセンターで何でも出来る板の登場で、ちょっと立場が苦しくなっている板という気がします。
Free Ride TM 165cm 112-66-100 R13.8
ID oneの基礎スキーライン。
期待するほどのグリップ感や走りはない感じ。
ズラす操作はしやすいので、基礎練習には向いているのかも。
Free Ride XP 160cm 116-78-106 R15.6
ID oneで今いちばん人気の板。
それもなっとくの性能で、自分も今回のお気に入りNO.1!
整地では問題なくカービングでき、荒れたバーンもとても滑りやすい。
新雪も、ドパウというほどでない時なら、十分対応できるでしょう。
実質コレがID oneの今のフラッグシップモデルだと思う。
ID oneで普段使いの板を買うなら間違いなくコレ!
Free Ride PCL 176cm 126-89-116 R19.9
XPをさらにパウダーよりにした板。
それなりにエッジグリップもあるので扱いやすいと思う。
ただこのセンター幅の板は各メーカーいい板が目白押しなので、ちょっとライバルが手強い感じ(笑)
Mogul Ride D 166cm 95-63-85 R19.9
ID oneの名を知らしめたモーグルライン。
その(ジュニア用を除くと)いちばん入門用の板ということですが、以外にというか、けっこうしっかりした板です。
驚いたのが、この細さにも関わらずエッジグリップがしっかりしていて、整地で普通にカービングして滑れること。
さすがに基礎板のように倒し込めるほどではないですが、整地を滑っても普通に楽しめる感じ。
もちろんコブはかなり滑りやすい。
さすがモーグルのID oneというのを見せられた感じ(笑)
Mogul Ride S 165cm 95-64-85 R20.4
これも「Mogul Ride D」と同じく非常に整地が滑りやすい。
個人的にはより粘りがある感じがして、こちらのほうが好印象。
この2機種は春にコブメインの板としては、かなり楽しめるスキーだと思います。
正直ちょっと欲しいです(笑)
Mogul Ride G 173cm 95-62-85 R21.1
「Mogul Ride D」「Mogul Ride D」の2機種よりも明らかに張りの強さを感じる板。
僕の体格ではちょっと撓みにくく、そのせいかエッジグリップ感がちょっと感じにくい。
前の2機種より気持ちよさは薄れる感じです。
スキーヤーの体格によってはこれがベストに感じる人もいるかも。
Mogul Ride SG 172cm 95-61-85 R20.1
より強くなったモーグル板で、ほぼ選手用のライン。
これになるとほぼGSの板に近い感じで、僕では板がまったく撓む感じがしない(笑)
それなりの体格、レベルの方がコブを攻めて初めて性能を引き出せる板でしょう。
Slow Ride X7 160cm 106-68-96 R16.0
ゆっくりまったり滑りたい人のための、ズラして滑るメインの板。
自分の好みとはまったく違うのでちょっと評価がしにくいんですが(笑)
操作感や乗りやすさは悪くなかったです。
切って滑るスキーより、ズラしてエレガントに滑るスキーが好きな人に。
まとめ
と言う訳でID one(アイディーワン)スキーの試乗レポートをお送りしました。
好印象なのは「Free Ride XP」
これはじゅうぶん基礎にも、または普段使いにも楽しい板です。
あとはモーグルスキーの仕上がりはやはり素晴らしい。
「Mogul Ride D」「Mogul Ride S」の2つはコブを滑るのを必ず楽しくしてくれ、また整地でも意外に気持ち良い板だと思います。
機会があったらぜひ試してみてください!^^
もっと試乗レポートを見たい場合はこちら!
【2020-2021モデル】VOLKL(フォルクル)オールラウンド、パウダースキーの最新モデルを徹底試乗レポート!
【2020-2021モデル】VOLKL(フォルクル)基礎からオールラウンド、パウダーまで!人気メーカーの最新モデル試乗レポート!
【2019-2020モデル】ICELANTIC(アイスランティック)ハイセンスなデザインが光る!話題のオールラウンドスキー!
2019-2020モデル、BLASTRACK(ブラストラック)どれも上質な乗り味!
当HAKUBA-Laboではスキー・スノーボードのビデオ撮影のサービスを行っております。
自分の滑りのチェックに使うも良し。楽しい雪山の思い出を作るも良し。
ぜひお気軽にお申し込みください!